高齢の義母のために【リンナイSAFULL】にガスコンロを交換|古いコンロの危険性と取替の方法

2008年以前のガスコンロには、現在義務化されている安全センサーが付いていません。
離れて暮らす90歳の義母の火の始末が心配になり、高齢者向けに設計された リンナイSAFULL(セイフル)に買い替えました。
この記事では、古いコンロの危険性とSAFULLを選んだ理由、購入から工事まで実際にやってみた流れをご紹介します。
きっかけは、自分がヤカンを空焚きしてしまったこと
ある日、ヤカンでお湯を沸かしたままお買い物に出かけてしまいました。
3時間後に帰宅したら、部屋中が焦げくさいニオイと水蒸気で充満。 コンロの上には真っ黒焦げでカラカラのヤカンが。
コンロの周りにたまたま何も置いていなかったので火事にはなりませんでしたが、本当に冷や汗ものでした。

うっかりなのか、それとも老化の始まりか…(汗)
この体験から「コンロの消し忘れ」について調べていくうち、ふと頭をよぎったのが離れて暮らす90歳の義母のこと。
足腰はまだ元気で、毎日買い物に出かけて自炊している義母ですが、最近は財布や鍵を探し回ったり、薬の飲み忘れが増えてきました。

大きなことが起きてからでは遅い。家族として予防策をうつべきでは――
そこからガスコンロの買い替えを真剣に検討し始めたのです。
住宅火災の出火原因の第1位はコンロ

東京消防庁によると、住宅火災の出火原因は10年連続で「コンロ」が最多でした。
・1位「コンロ」
・2位「たばこ」
・3位「放火」
・4位「ストーブ」「コンロ火災」の発生状況は
・1位:「放置する・忘れる」37.5%
ウェザーニューズより
・2位:「可燃物が接触する」17.4%
・3位:「誤ってスイッチが入る」9.6%
・4位:「接炎する」8.7%
コンロによる住宅火災は年間約5千件。
その95%はガスコンロによるもので「調理中に火元から離れたり消し忘れたり」というのが出火原因の67%を占めているそうです。

まさしくコレです(汗)
2008年以前のガスコンロは安全センサーが義務化されていない
2008年に経済産業省が法制化を行い、ガスコンロの安全機能が全口義務化されました。それ以来、現在販売されているガスコンロにはすべてのコンロ口に安全センサーが付いています。
義務化された安全機能は以下の4つです。
- 調理油過熱防止装置(鍋底の温度が約250度になると消火する)
- 立ち消え安全装置(調理中に立ち消えたとき自動でガスを止める)
- 早切れ防止装置(温度が上がりすぎると一旦弱火にして温度調節する)
- 消し忘れ消火機能(一定時間が過ぎると自動消火する)
義母の家のコンロは2006年製。つまり義務化の前の機種でした。 左コンロだけにてんぷら用のセンサーがついていたものの、右コンロのほうが火力が強いため右ばかり使っていた——つまりセンサーが機能していなかったのです。
これは危険だと確信しました。

それでもIHへの交換は即却下した理由
コンロを替えるならIHという選択肢もありますが、義母の場合は即座に却下しました。
長年使い慣れた鍋がそのまま使えなくなること、そして慣れない機器への切り替えは高齢者にとってストレスになるからです。
安い型落ちガスコンロも検討しましたが、調べれば調べるほど「高齢者の安全にいちばん配慮しているのはリンナイSAFULL」という結論に行き着きました。というより、それ以外の選択肢がないとも言えます。
選んだのはリンナイ SAFULL(セイフル)
Rinnai SAFULL(リンナイ セイフル) パールクリスタル 標準幅60cm 水無し両面焼グリル RS21W28P12TVR(52-1838) 都市ガス用


SAFULLの安全機能がすごい
異常過熱を自動で防いでくれる
天ぷら油の温度が上がりすぎた、鍋を空焚きしてしまった、炒め物中に鍋底が異常な高温になった——そんなときは火力が自動で弱火に。
その状態が30分続くか、温度の上昇が止まらない場合は自動消火してくれます。

消し忘れやあらゆる場面で自動消火
- 点火後2時間で自動消火(タイマーで長時間設定も可能)
- 焦げ付きが始まったら自動消火
- 震度4以上の揺れを感じたら自動消火
- 煮こぼれや風などで火が消えたらガスを自動停止

服の袖への火移りを防ぐしくみ
これが個人的に「よく考えられているな」と感じた機能です。
- 鍋を置かないと点火できない仕組み
- 点火時は必ず中火からスタート(火があふれない)
- 鍋を持ち上げると自動で弱火になる
- その状態が1分続くと自動消火
- 鍋をコンロに戻すと自動で元の火力に戻る
そうめんやそばを茹でたとき、お湯をきるために鍋を持ち上げて流しに移す場面。 または左のコンロから右に鍋をよっこらしょと移動させる場面。
日常にある「鍋を持ち上げる瞬間」に洋服の袖口に火が移りそうでヒヤヒヤしていましたが、この機能があれば安心です。
3口から2口コンロにしたことで安全に
足腰は比較的丈夫な義母でも、コンロにもたれかかることがあります。換気扇のスイッチを入れるときも火元に近づきます。
2口コンロに替えたことでコンロの火元が奥になり、体が近づきにくくなりました。


ガスコンロの購入と取付工事の方法
ガスコンロの取替工事は業者に頼む必要があります。購入と工事を別々に手配するのが一番安くあがります。
コンロ本体の購入
- 近所のガス設備工事会社に丸投げで頼む
- ネットで取付工事も依頼可能な業者から購入する
- コンロはネットで安く買い、工事は別業者に頼む ← 今回はコレ
取付工事業者の探し方
- 近所のガス工事業者に頼む
- マッチングサービスを使う(くらしのマーケット・ミツモアなど)
今回は「ミツモア」を使いました。住所のざっくりした地域と希望日、依頼内容を入力すると、即座に複数の業者から見積もりが届きます。最終決定まで住所も名前も明かさなくていいので安心。金額はほぼ横並びなので、評価や文面で良さそうな方を選べばOKです。
結果として対応の良い個人業者さんと出会えました。作業時間は約30分。古いコンロを取り外してお掃除もしていただき、新しいものを設置。費用は1万円ちょっとでした。
取替えてみて
本人は「あらっ?消えちゃってるわ?」という感じで、自動消火されたことに気づいていないほど自然に使いこなしています。
音声案内は現役世代には少しうるさく感じるかもしれませんが、義母は気にならない様子。使い方はシンプルで、スイッチを押してレバーで火力調整するだけ。難しい機能は一切ありません。
好きなものを作って食べて元気に長生きしてもらえるなら、安い買い物だと思っています。
まとめ
2008年以前のガスコンロをお使いの方、特に高齢の方がいるご家庭には、
ぜひ買い替えを検討してみてください。
まず、現状のリスクをおさらいすると——
・コンロ火災の原因の67%は「消し忘れ・その場を離れる」
・2008年以前のコンロには安全センサーが付いていない
そして、今回の取替えで分かった対策のポイントはこちらです。
・リンナイSAFULLは高齢者の安全に特化したシンプルな設計
・コンロ本体はネット購入、工事はミツモアで安く・早く・安心に
何か大きなことが起きる前に、少しの費用で安全を手に入れることができます。
どなたかの参考になれば嬉しいです。









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