小栗旬にはやっぱり華がある★ゲキ×シネ『髑髏城の七人 Season花』のかんたんレビュー
昨日は大雨でしたね。月に2回の勉強会に出席したあと、映画館へGO。
夜7時からの回でしたが、結構たくさんのお客さんでした。
繰り返し見ている髑髏城シリーズなので決め台詞も覚えてしまってるけど、それはそれで楽しい。
コレコレ、このセリフよってワクワクしますね。
『髑髏城の七人 Season花』どくろじょうのしちにん~シーズンはな
劇団☆新感線の代表作の一つ『髑髏城の七人』
2017年3月から6月まで「IHIステージアラウンド東京」柿落とし公演の第一弾が『Season花』
脚本/中島かずき 演出/いのうえひでのり
キャスト/小栗旬 ・ 山本耕史 ・ 成河 ・ りょう・青木崇高・清野菜名・ 近藤芳正 ・ 古田新太 他
時は天正十八年(1590)。織田信長が死に、豊臣秀吉が天下を治めていたこの頃、都から遠く離れた関東の村々は<天魔王(成河)>率いる関東髑髏党に荒らされていた。
この日も、とある村が髑髏党の鉄騎兵たちに襲われていたところに傷だらけの<沙霧(清野菜名)>が飛び込んでくる。彼女は、天魔王らの居城・髑髏城の抜け道が記された絵図面を持っていたために追われていたのだ。と、そこに派手な身なりの傾奇者たち・関八州荒武者隊の面々が登場する。先頭に立つのは、頭目の<兵庫(青木崇高)>だ。しかし仲間の<三五(河野まさと)>の裏切りにより、みるみるうちに窮地に陥る荒武者隊。そこへフラリと現れた着流し姿の男が、手にした大きな鉄煙管で鉄騎兵を叩きのめす。男は自らを<捨之介(小栗旬)>と名乗り、沙霧に傷の手当てをさせるため、兵庫と共に関東一の色里“無界の里”へと向かう。
色里“無界”は宿場も兼ねているため人の出入りも賑やかで、その中には何か事情を隠していそうな怪しげな牢人<狸穴二郎衛門(近藤芳正)>らの姿もある。この色里一と評判の<極楽太夫(りょう)>は、「沙霧をかくまってほしい」という兵庫らの頼みを快く引き受けてくれた。
その夜。店の裏で再び沙霧は髑髏党に襲われそうになるが、捨之介と“無界の里”の主<蘭兵衛(山本耕史)>がそれを阻む。そこに突然現れる、天魔王。実は捨之介と蘭兵衛と天魔王の三人は、ある時期、共に時間を過ごした間柄だったのだ。南蛮製の鎧と仮面を装着した天魔王には、捨之介の刀も蘭兵衛の短筒も歯が立たない。しかしこの場は、狸穴二郎衛門が間に割って入ったことで難を逃れられた。
天魔王、そして髑髏党との戦いを覚悟した捨之介は山奥にこもる刀鍛冶<贋鉄斎(古田新太)>を訪ねて、無敵の鎧を叩き斬る刀、必殺の“斬鎧剣”を打ってほしいと頼み込む。
しかしその頃、蘭兵衛は単身で髑髏城へ行こうとしていた。それに気づき、こっそりと後を追う沙霧。
捨之介、蘭兵衛、天魔王が抱える深い縁(えにし)とは……。天魔王の謀略を、捨之介たちは阻止することができるのか……。
http://www.geki-cine.jp/hanadokuro/より
ミーハー気ままな感想を覚え書き(敬称略)
小栗旬の捨之介(すてのすけ)
このシリーズの捨之介のなかでダントツで色気と華のある小栗旬。
立ち姿も殺陣のシーンも美しくて華があって目が奪われちゃう。
終盤の丘の上立っているシルエットだけでも美しい。
着物のすそをたくし上げて手のひらにペッと唾を吐きかけるところ、川につかりながらの戦いのシーン、最後の退場の「よせやい。ガラじゃないやい!」まできっちり華がある。
この美しくて華のあるところがほんと好き。小栗旬が出ているドラマや映画は思わず見ちゃうなあ。
でも、ふしぎに胸キュンにはならないのよ。
Season鳥の阿部サダヲのほうがよっぽどキュンキュンするんだよね。
カッコよさはぜったいコッチなのにね。ふしぎ~
山本耕史の蘭兵衛(らんべえ)
織田信長が寵愛した森蘭丸にしてはゴツいなあって。ソレが最初から最後まで、ずーっと気になるの。
でも天魔王の成河(そんは)と小栗旬と三人みな背が高いから見栄えはいいのかな。
ワタシの中のベストオブ蘭兵衛ではないデス。
古田新太の贋鉄斎(がんてつさい)
全シリーズを通して贋鉄斎といえば古田新太。コレはきまり。
おふざけは少なめだけど要所要所をきっちり締めてます。 さすが劇団員。
「僕はねン♪」「風呂入って寝る計画~♪」ってなんだよー(爆笑
そのほか全体の感想
河野まさとの手のひら返しの三五(さんご)も近藤芳正の狸穴二郎衛門(まみあなじろうえんもん)も声やセリフ回しが役にぴったりで気持ちいいし、沙霧の清野菜名のオトメ表情もかわいい。
何回もみてるけどまた見たい!再見必須の作品のひとつです。
来週は、お待ちかねの阿部サダヲの捨之介です。きゃあー楽しみ。仕事がんばろ!
最後まで読んでいただきありがとうございましたっ。
よい一日を。passe une bonne journee!