【50代からの終活】ダウンサイジングのため一戸建てからの住み替えを考える
ここのところずっと【終活】のための断捨離にハマっています。
でも、ただ単にいらないモノを選別して処分していくだけではなかなか進みません。
そのモノを購入したきっかけや思い出がよみがえり、ついでに購入値段まで思い出してうーんと悩んでしまいます。
「これ高かったのよね」とか「これずいぶん探し回ってようやくあそこのお店でゲットしたのよね」とか「もしかしたら今後使うかもしれない」とか「やっぱ家族の思い出が詰まってるしなあ」とか。
こんなふうに考え出すと苦しくなってきて「まあ今日のところはやめておこう」となります。
断捨離ってまさしく修行デス
断捨離の思想
「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、
- 断:新たに手に入りそうな不要なものを断る
- 捨:家にずっとある不要な物を捨てる。
- 離:物への執着から離れる。
という意味がある。
すなわち「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。ヨーガの行法が元になっているため、単なる片付けとは異なるものとされている。
Wikipediaより
もっとポジティブな楽しい気持ちで断捨離したい!
とういうことで今回は違う方向から考えてみようと思います。
まずは老後の生活をイメージしてみた
まだもう少し先ですが、仕事を引退してからのいわゆる老後の生活について考えてみました。
日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳。でも健康寿命(いわゆる健康で生活できる状態)は男性72歳、女性75歳なんだそうです。
65歳で仕事を引退したとしてその後、残りの人生をどんなふうに過ごしたいのか?書き上げてみました。
健康寿命までの10年間のイメージ
- ブログは書き続けていきたい。
- 今の習い事は回数を増やして続けたい。
- 今は時間がなくてムリなゲームを思う存分やりたい。
- 旅行に行くよりも芝居や映画などをたくさん見に行きたい。
- なるべく都心に住んで徒歩や自転車などで街をウロウロしたい。
- 家事は最低限にして毎日自分の好きなように自由に時間を使いたい。
なんか楽しそー
でもこれって、今住んでいる戸建ての家での生活イメージではないなあと思います。
- 今の家は、郊外の一戸建て。最寄りの駅まではバスか自転車。車を手放したら街に出るまでがちょっと億劫になりそう。
- 子供が独立して部屋は余っている。(でも時々戻ってくるので子ども部屋は手つかず)
- 歳を重ねるにつれ階段の昇り降りが面倒なことになりそう。掃除の時も大変。
- これからも住み続けるには庭の手入れや設備、屋根、外壁などのメンテナンスが必要。
要するに歳を重ねるごとに手に余りそうなカンジです。
これは住み替えしたほうがいいな
その後の寿命までのイメージ
いくつまで生きるのは全く予想できませんが、でも最後にいる場所はきっとどこかの介護施設なんだろうなと想像します。自分の意思で入所するのか家族に入れられるのかわかりませんが。
実は最近義母の介護施設を探す機会があり、何件も介護施設の見学に行きました。
施設の種類はいろいろあれど個室がある施設はだいたい同じ造りで、トイレと洗面所と居住スペースで15㎡〜18㎡。居住スペースだけだと6畳ぐらい。
どの部屋もベッドと低めのチェストがあって、その上にテレビを置いての配置。お風呂と食事は共同なのでこの6畳がプライベート空間です。
最初は「狭っっ」て思いましたが、これが現実です。ワタシも最終的にこの6畳で暮らすことになりそう。
これでもけっこう良いお値段するんです
残りの人生のためにダウンサイジング
こうやって残りの人生の過ごし方をイメージしてみると、ダウンサイジングが必要だなと思います。
まずはファミリーサイズの戸建てから夫婦ふたりサイズのマンションへの住み替えですかね。
住んでも10年ちょっとなので新築マンションなんて必要ない。
立地重視で安い中古物件をじっくり探して最低限のリノベーションをしてもいいかも。
今より狭いマンションに住み替えるということは、物理的にモノを減らさないとダメということ。
コレを機に生活スタイルをもっとシンプルにできたら、人生の最後まで身軽で心ゆたかに過ごせる気がします。
住み替えた家での暮らしを想像しながらの断捨離なら苦行にならずに楽しくできそうです。
まずは夫婦で話し合わねば!
だって、夫婦で同じイメージをもって協力しないと断捨離がなかなか進みません。
ワタシのモノだけではなく家族のモノ、夫婦のモノ、夫個人のモノもあるのです。
それに住み替えるのは今より狭い部屋。生活スタイルについて認識を合わせておかないと共同生活が破綻してしまいます。
老年離婚になりかねない
夫婦で不動産屋めぐりしながら、いっぱい話し合って共通イメージを持たないとですね。
えーっとまずはどこから始めよう?随時ご報告します。
今日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。