50代からの終活|保険の整理はどうする?私が全解約・掛け止めにした理由と一覧表

「終活を始めたよ」と友人知人に話すと、みんな興味津々。
「実はうちの親の相続の時は……」「夫の実家でも……」と、次々に体験談や悩みが飛び出してきます。
みんな興味はあるんですよね。でも、「まだ現役の年齢だから早い?」「今からやるべきことって何?」と足踏みしているのも事実。
ワタシが実際に終活を始めてみて実感したことは――。
「コレ結構めんどー!もっと歳をとったら、こんな細かい作業は億劫になるだろうな」ということ。
だから、体力と気力があり、頭もクルクル回転しているうちに始めることを強くお勧めします!
今回は、終活の中でも大きな節約効果を生む「保険の整理」について。わが家のケースをご紹介します。

私が「生命保険」を思い切って解約・掛け止めにした理由
ワタシは息子が成人し、子育てがほぼ終了したタイミングで、すべての生命保険を解約、または「掛け止め(払済保険)」にしました。
がん保険や入院保険は夫婦ともども解約し、終身保険は「掛け止め」に。
※掛け止め(払済保険)とは、以後の保険料を払わずに、その時点の解約返戻金をもとに保障を継続させる方法です。
「もしもの時」の保障は小さくなりますが、亡くなった時にはその時点での死亡保険金が入ります。これで自分のお葬式や諸手続きの費用を賄う予定です。
「保険がなくても大丈夫」と思えた根拠
子供の教育費を考えなくてよくなれば、あとは夫婦二人の生活だけ。
「もし病気になったら……」という不安も、以下の理由から手放すことができました。
- 高額療養費制度があるから:日本の公的医療保険には、1ヶ月に支払う医療費に上限がある「高額療養費制度」があります。どれだけ大きな手術をしても、一般的な所得なら月々の自己負担は数万円〜十数万円程度。貯金で十分にカバーできる範囲だと判断しました。
- 貯金と年金、行政の支援を頼る:毎月高い保険料を払い続けるより、その分を貯金に回して「自由な現金」として持っておく方が、介護やリフォームなど幅広い用途に使えて安心です。

健康が一番安上がり!
家族が迷わない!「保険・共済一覧表」を作成してみた
保険を整理したら、次は「見える化」です。
いざという時に家族が慌てないよう、一覧表を作成しました。
| 保険会社 | 種類 | 証券番号 | 契約者 | 期間 | 払い込み | 摘要 | 受取人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ◯◯保険 | 生命保険 | 0000-0000 | 夫 | 終身 | 払済み | 死亡保険〇〇円 | 妻 |
| 〇〇共済 | 積立共済 | 1111-1111 | 夫 | 毎月〇円 | 現積立額〇〇円 | 夫 | |
| 〇〇保険 | 火災保険 | 2222-2222 | 夫 | 35年 | 払済み | 地震保険付き | |
| 〇〇保険 | 自動車保険 | 3333-3333 | 夫 | 1年 | 毎月〇円 | 車両保険なし |
生命保険だけでなく、火災保険や自動車保険も忘れずに書き出すのがポイントです。
保険はいざという時に使うものですが、その「いざ」という時、残された家族はパニックになっているはず。
保険会社や代理店の担当者の連絡先も一緒に記入しておくと、家族の負担がグッと減りますよ。

残された家族も動きやすくなりますよね
50代で保険を整理して思うこと

若い頃から、いろんな保険会社とお付き合いしてきました。
会社員時代、デスクにアメちゃんを配りに来る保険の勧誘のおばちゃん……懐かしいですね。

新入社員は根こそぎ勧誘されました(笑)
がん保険がブームになれば入り、結婚すれば夫の死亡保障が気になり、専業主婦の頃は「もし夫に何かあったら」と不安でいっぱいでした。
でも、もう大丈夫。
無事に子育てを終え、自分たちのことくらいなら何とかなる貯金もできました。もし足りなくなっても、日本は福祉の国です。最後は行政を頼ったっていい。
これからは、「毎月の定期的な支出」をいかに減らして身軽になるかが、人生後半戦を楽しく生きるコツだと思います。
余談ですが、保険業界で働く知人たちの羽振りの良さを見ていると、「保険って、安心を買うためのコストとしては結構お高いんだな……」と実感します。
そのコストを、これからは自分たちの楽しみのために使いたいですよね。
保険の見直しは、気力がある「今」が最大のチャンスです。 まずは、今入っている保険を全部机に出して、一覧表に書き出すところから始めてみてください。
私が実際に使っている項目をまとめた『保険整理シート』を作りました。自由に使ってくださいね!
一覧表の記入例(サンプル)です。

(50代からの終活|記事まとめ)
▼ 資産の終活:全6回をまとめた記事はこちら

▼ 「断捨離」や「人生会議」など、終活の全体像はこちら










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