生田斗真のゲキ×シネ『偽義経冥界歌』をひとり鑑賞してきました☆かんたんレビュー
GEKI×CINE 20th☆Tour第一弾は、これぞ王道!シリーズ生田斗真主演『偽義経冥界歌』
ムビチケセットを購入ずみなので余裕こいて鑑賞当日朝にのんびりと座席予約をしようと映画館のサイトを開いてビックリ!予約ぎっしりでもう空席が前2列しかない!!
えっ⁈そんなに人気なの?ゴールデンウイークだから?生田斗真だから?
今までのゲキ×シネのカンジだと思っていたから楽勝だとナメていました(汗
なんとか席を確保して2024年5月2日(木)おとひりさまで鑑賞してきました。
『偽義経冥界歌』にせよしつねめいかいにうたう
劇団☆新感線旗揚げ39周年“39サンキュー興行”と銘打ってのいのうえ歌舞伎の新作上演
2019年3月大阪フェスティバルホールを皮切りに金沢、松本にて公演
2020年コロナ禍により東京公演は一部中止、福岡は全公演中止
脚本/中島かずき 演出/いのうえひでのり
キャスト/生田斗真・りょう・中山優馬・藤原さくら・山内圭哉・早乙女友貴・三宅弘城・橋本さとし・粟根まこと
”偽”義経 立つ―― 死者を弔うその歌が、今、冥界の扉を開く――。
日の本の国が、源氏と平氏の勢力で二分されていた時代。
<源頼朝(みなもとのよりとも)/粟根まこと>が鎌倉を拠点に力を蓄えていた一方で、国の北方、“みちのく”と呼ばれる奥州はどちらにも属さず独立自治を貫いていた。奥州をまとめるのは奥華(おうが)一族。その都は「黄金の都」と噂され、死者を木乃伊(ミイラ)にする風習があった。
奥華によりかくまわれていた頼朝の義理の弟<遮那王牛若(しゃなおううしわか)/早乙女友貴>を、<奥華玄久郎国衡(おうがのげんくろうくにひら)/生田斗真>がはずみで死なせてしまう。弟の<奥華次郎泰衡(おうがのじろうやすひら)/中山優馬>をかばうためとはいえ頼朝の挙兵直前だったこともあり、牛若を殺したのは大問題だと頭を抱える奥華の当主<奥華秀衡(おうがのひでひら)/橋本さとし>だったが、牛若のお目付け役の僧<常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)/山内圭哉>と<武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)/三宅弘城>が、玄久郎を牛若に仕立てることを画策。その提案を受け入れた玄久郎は、以降<源九郎義経(みなもとのくろうよしつね)>を名乗り、持ち味のポジティブシンキングと機転とで、義兄の頼朝が平氏打倒を目指す挙兵に参加する。
その頃奥華では、秀衡の妻にして次郎の母でもある巫女長(みこおさ)の<黄泉津(よもつ)の方/りょう>が、次郎が正当な後継ぎであると主張、その企て通り、次郎に秀衡を殺させていた。
一方、戦いの途中で<静歌(しずか)/藤原さくら>という大陸渡りの歌うたいに出会った義経は、その歌の不可思議な現象により、秀衡が次郎に殺されたことを知ることに……。
奥華最大の危機に、”偽”義経が立ち上がる時、静歌の歌で冥界の扉が開かれる─!!
http://www.geki-cine.jp/niseyoshitsune/より
ミーハー気ままな感想を覚え書き(敬称略)
なんといっても早乙女友貴の殺陣の姿の美しさよ!この兄弟にはいつもながら惚れ惚れする。
チャンバラの立ち回りのキレと身のこなし、超絶技巧の刀さばき、斬った後の一瞬見せる顔の艶っぽさ。
ワタシにはめちゃくちゃツボです。エロくって好き。
生田斗真は設定がおばかキャラとはいえちょっとバタバタしすぎかな?
タイトルバックの立ち姿はさすがというカンジだけど、チャンバラのシーンはもう少し美しくあってほしかったかな?いつもの色気が欲しかった。やっぱ義経だし。
あともっと歌って欲しかったかなあ。期待してたのにあまりにあっけなく。
立ち姿と言えばりょうのななめ立ちの美しさ。妖艶な感じもあるけどわが子可愛さだけの謀略家ではない正しくまっすぐな信念を体現していてとても良かった。
意外だったのが中山優馬。んん?この人名前知ってるけど誰だっけ?ぐらいの知識なんですけど。
思わずググってしまいました。ジャニーズだったんですね、知らなくてごめんなさい。
弟キャラがとっても良かったんです。なにより声がいい。歌もヨカッタです。
背はそんなに高くないけどきれいな姿形。純粋でまっすぐな弟を表現できていて好感。
橋本さとしも三宅弘城もいつもの新感線のメンツも安定。安心してどっぷり世界に浸れました。
劇場での生演劇はもちろんいいけど、ゲキ×シネはこうやって表情のアップや衣装の細部まで再見できたりセットデザイン全体を引いて見ることができるのが楽しいです。
なんとか26本全部見たいな。