我が家の名品★秋田木工の剣持勇デザインスタッキングスツール「No.202」
ここのところ断捨離の話ばかりしてますが、今日はお気に入りのモノについてです。
ブランドものより高機能ものが好きなワタシのお気に入りが我が家にもいくつかあります。
そのうちのひとつがこのスツールとテーブルのセット。
実はコレ、現在事務所で使っているお客様用打ち合わせテーブルセットです。
今から7年前に事務所の大改装をしたときに新しく購入しました。
打合せ用スペースが欲しいけれど狭い事務所なので大きな応接セットは置けないし、いかにも事務所ですって感じはイヤだったので何かないかなあと探し回りました。
あちこちの家具屋さんをまわり、最後はアウトレットショップにてようやくこのスライドテーブルに出会いました。
本当はダイニング用なのですが、カクカクしていて事務所でも違和感なし。
普段はコンパクト。必要に応じて広げて使えるので狭い事務所のスペース確保にぴったり。
いいもの見つけた!
コンパクトを目指すなら「椅子はスタッキングできるのがいいな」ということでたどり着いたのが、秋田木工の剣持勇デザインスツール「No.202」
剣持勇デザインの202スツールとは、
日本インダストリアルデザイン界の先駆者である剣持勇氏がデザインがデザインした125万脚のロングベストセラー。
シンプルな美しさと機能性を兼ね備え、1958年に発表されて以来のロングセラーモデルです。2013年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。
BERRY-KAGU
特徴はやはり簡単にスタッキングできること。
使用していない時は、スタッキングしてテーブル下に収納できるのでスペースを有効活用できます。
高度経済成長期の狭い日本の住宅事情を踏まえたアイデアなんだそうです。
まさしく団地のことだよね
そしてなんたって軽いこと!スタッキングする時も片手でひょいっと楽に持ち上げられます。
また、座面が広くて座り心地もいいです。恰幅のいい男性が座っても全然平気。
うちの社員からもお客様からも座り心地や安定感に不満が出たことはありません。
作業用椅子としても使っていますが、長時間座って作業していて疲れるとかもありません。
座面を合成皮革の明るめカラーでチョイスしたのも正解だったなと思っています。
注文時はちょっと派手すぎたかなと心配していましたが、打合せスペースが明るい印象になりました。
購入してから7年たった今でも破れたり傷つくこともなく状態もイイです。
きっと次の世代まで長持ちすると思います。
これは良い買い物をしたと今でも満足。
ブランドもの家具になるともうびっくりするお値段がしますが、この剣持勇デザインスツール「No.202」は、比較的安いインダストリアルデザインに優れた椅子だと思います。
インダストリアルデザイン(工業デザイン)って、人間にもっともよく適合するように計画し、生活に役だつように細かい仕様を決めて、大量に生産することを前提としたデザインのことだそうです。
「奇抜なデザインではなく、使いやすさにこだわり、でもデザイン的にも優れている。」
ワタシはこういうモノが大好きです。大切にしながらも生活の中でどんどん使っていきたいと思います。
今日はちょっと自慢話になってしまいましたが、ほんとに買ってよかったモノについてのお話しでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
よい週末をお過ごしくださいませ。Have a nice weekend!!