【湯シャンってどうなの?】2年続けている私のやり方とホントに大丈夫?に答えます!
私はもう2年近く湯シャンを続けています。
公言はしていませんが、それを知った友人からその方法についてよく尋ねられます。
みんな興味はあるけど、髪がベダベタするのでは?とか頭皮が臭うのでは?とデメリットを心配してなかなか踏み切れないようです。
私が湯シャンに切りかえた理由、どうやって湯シャンに切りかえたのか、湯シャンにして実際どうなのかをお伝えします。
湯シャンをするのに必要なものって特にありません。
だって今まで使っていたものを使わないってだけなので。
やってみて無理ならまたシャンプーを使えばいいやと気楽に始めました。
そして3ヶ月かけて徐々に湯シャンに切りかえ、現在にいたります。
これを読んでもしうまく湯シャンに切り替えできたらこんな楽なことはありませんヨ。
私が湯シャンを始めた理由は『頭皮のかゆみ・抜け毛・白髪』
私が湯シャンにうまく移行できてから2年近くになります。とても楽で快適です。
そもそもなぜ湯シャンに切り替えたのか。
始まりは50代になってしばらくして髪の毛のトラブルが続いたことです。
- 後頭部がとてもかゆくなる。毎日ちゃんとシャンプーで丁寧に洗ってるのに。
- 抜け毛が増えた気がする。排水溝を掃除するたびにアレっ?って。
- 白髪が急速に増えた気がする。染める期間がどんどん短くなっていく。
原因を美容師に尋ねたりネットで調べてみました。
年齢を重ねて皮脂の分泌が減った・ 新陳代謝が低下してきたことが関係しているらしい
ならばとまずはシャンプーをいろいろ変えてみました。
界面活性剤がダメなのか。アミノ酸入りがいいのか。ノンシリコンがいいのか。
コレと言って変化もないのでもっと調べてみました。すると
洗浄力の高いシャンプーは頭皮の皮脂を落としすぎ → 頭皮が乾燥 → 皮脂が過剰に分泌
ということがわかりさらに
日本人は毎日シャンプーしすぎである
という情報を目にしました。
数年前に実施されたEuromonitorの調査によると、日本人は一週間の平均シャワー回数と平均シャンプー回数が同程度という結果になりました。これは1週間のうち毎日シャワーを浴びれば、ほぼ毎回シャンプーもしているということになります。同じ調査でアメリカはシャワーの平均回数は週7日、そのうちシャンプーは平均4回以下、スペイン、フランスはシャワーの平均回数はアメリカと同じく週7日程度、そのうちシャンプーは2、3回とさらに低くなりました。ドイツやロシア、中国はシャワーの平均回数は週に5、6回、そのうちシャンプーは3回以下という結果になりました。
https://tabizine.jp/2019/03/18/244880/ より
ここで私は考えました。
そもそもシャンプーって毎日必要?
若いときほど皮脂が出てないのに?
毎日外出してるわけでもないし。
シャンプーの階数を減らしてみよう。
それから1日おきに
お湯だけで洗髪 → シャンプー洗髪 →お湯だけ → シャンプー
最初はベタつきや臭いを気にしていましたが、シャンプーなしの日でも意外と大丈夫。
あらっ?けっこう平気じゃない?それにすごーく楽。
2日おき、3日おきと徐々にシャンプーの回数が減っていき、
だいたい3ヶ月後には毎日湯シャンとなり現在に至ります。
気がつけば頭皮のかゆみはおさまり抜け毛は明らかに減り、クタッとしていた頭頂部もふんわりしてきました。
白髪もヘアカラーでうまく共存できているし状態もいいので、髪の毛に関するストレスが大きく減りました。
毎朝髪の毛をセットするのが楽になり、ヘアミストやヘアフレグランスなどで香りをつけることも。
完全なグレーヘアになるまではオシャレを楽しもうと思っています。
湯シャンってホントに大丈夫?と聞かれます。その答えはコレ。
湯シャンって『脂でベタつかない?』
友人にまず一番に相談されるのがコレです。
『お湯だけで脂は落とせないでしょ?』
『一度チャンレジしたけどベタつきが気になってあきらめた。』
その答えは
まず頭の洗い方を変えましょう(すこしゆっくりていねいに)
食器を洗う時をイメージして下さい。
合成洗剤は洗剤の力で頑固なアブラ汚れも簡単に落ちるし、すすぎも簡単。だけど手が荒れる。
もしお湯だけで洗うなら少しだけ丁寧に時間かけて洗いますよね。
湯シャンもシャンプーの力を借りないので今までよりは少し丁寧に頭皮を洗う必要があります。
髪の毛をゴシゴシするのではなく、頭皮をやさしく洗うイメージです。
そんなに頑固なアブラ汚れなの?アタシたちの頭皮って?
適正な皮脂量になるまでは徐々に切りかえましょう
今まで過剰に皮脂を落としてきたので、体の方も急には皮脂の分泌が止まりません。
適正な皮脂量になるまでは、やはりベタつきが気になるかもしれません。
急に湯シャンに切り替えるのではなく、シャンプーの量を徐々に減らしていきましょう。
湯シャンは1日おきに、そして使うシャンプーの量を少しづつ減らしていく。
慣れてくると自然に適正な皮脂量になってベタつかなくなるハズです。
私はこの方法で約3ヶ月かけて湯シャンに切り替えました。
シャワーヘッドを変えました
家のお風呂のシャワーヘッドをウルトラファインバブルのものに取り替えました。
これがもう洗浄力抜群なので、ちゃんと汚れが落ちているという安心感の一因です。
湯シャンって『髪の毛がきしまない?』
髪は濡れると表面のキューティクルが開くので髪の毛どうしひっかかって、むりやり指で梳こうとするとキシキシします。
トリートメントを使うとツルツルになるのは、表面をコーティングしてすすいでもそれが残るからです。
私は湯シャンに切り替えてからリンスやトリートメントもやめました。
当然洗い上がりは ツルツル指どおりなめらかとはなりません。
タオルドライは優しく。表面から水分を吸い取るイメージで。ゴシゴシしない。
トリートメントコームでやさしく梳いて、すぐにドライヤーで乾かす。
乾かすと髪の毛はサラサラになります。
湯シャンって『髪の毛がパサパサにならない?』
シャンプーやトリートメントはすすぎをしてもある程度成分は髪に残ります。だから髪の毛しっとりツヤツヤになるのです。それが宣伝している効能なわけですから。
湯シャンではソレがないので当然しっとりつやつやにはなりません。
でも適量の皮脂が出ているので、パサパサしたり乾燥が気になることはまったくありません。
ただ適量の皮脂といっても若いときのような『何もしなくてもツヤッツヤ』というわけにはいかず、その解決策として私はヘアオイルを使用しています。
朝のヘアセットの時にオイルを2滴手のひらに取り、髪をギュッと握るカンジで表面に。紫外線からのダメージや乾燥からの静電気も防げます。
湯シャンって『頭皮のニオイが気にならない?』
これもよく聞かれますが、ベタつきが気になるうちは皮脂のニオイが気になるかもしれません。
適正な皮脂量に落ち着けばベタつきがなくなってニオイもまったく気にならなくります。
ただ、当たり前ですがシャンプーのいいニオイはしません。
私はヘアミストやヘアフレグランスを使って自分の好きな香りを楽しみます。
今のお気に入りはコレ。
ほのかなブーケの女性らしい香りで、付けるとテンションが上がります。出かける前に髪から離してワンプッシュ。霧状のところを自分がくぐるイメージで。こうするとキツイニオイにならないし、ほのかな香りが長持ちします。
湯シャン派でもシャンプーを使う日もあります
湯シャン派の私でもシャンプーを使う日があります。
例えば、炭火焼きのおいしい焼肉屋に行った日とか。
BBQをしてアブラたっぷりの肉を焼いた日とか。
気合い入れておしゃれしてヘアーワックスをつけた日とか。
こりゃ相当汚れたなって日は、少量のシャンプーで髪の毛についたアブラ汚れを落とします。
また、ヘアーサロンでもシャンプーしてもらいます。
湯シャンのことはあえて公言してないので、普通にシャンプーされます。
髪質がイイですねと褒められるケド、湯シャンのことはナイショ
ヘアカラーの黄ばみ対策としてカラーシャンプーも使います。
でもあくまでも髪の毛につけるのであって頭皮は湯シャンです。
湯シャンに切りかえてどうなったか?
湯シャンに切り替えて2年ほど経ちましたが、髪の毛に関するストレスが減りました。
頭皮のかゆみはおさまり、抜け毛は明らかに減っています。
なんとなく弱々しかった髪の毛のコシもしっかりしてきました。
美容師に髪質をほめられるぐらいなので髪の毛に悪影響はないと思います。
シャンプーやトリートメントを探し回る必要もないし、金銭面でも助かります。
お風呂掃除も楽です。ときどき行く銭湯にはタオルだけ持っていきます。
なによりも毎日毎日、お風呂でシャンプー・リンス・トリートメントまでする面倒がなくなったこと。
これが一番。
ここまでを読んで湯シャンに興味を持ったアナタへ。
慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。
でも、湯シャンって何も用意しなくていいんです。
何かを新しく買ったり揃えたりしません。
で、やってみてやっぱりダメだわと思えばまたシャンプーを使えばいいんです。
気楽に始めてみて気長にやってみて
もしうまくいったらこんな楽なことはありませんヨ