人生の残り時間、どう生きる?大阪・中津で始めるセカンドライフのきっかけ

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25年前、サラリーマンだった夫が一念発起して脱サラ。それを機に、夫婦ふたりで小さな事業を始めました。

リーマンショックを乗り越えた頃から少しずつ軌道に乗り、個人事業から法人化。社員も増え、気づけば毎日がめまぐるしく過ぎていくような会社経営の日々に。

ありがたいことに、コロナ禍でも新規案件が継続して入り、社員全員で朝から夕方までびっしりタスクをこなす毎日。夜にはもう、へとへとです。

そろそろまた社員を増やさないと回らないな、と思っていた頃__

65歳の誕生日を目前にした夫がこう言いました。

「ここらでひと区切りしたい」

「人生の残り時間を、もっと違う形で過ごしたい」

私たちはふたりのセカンドライフについて話し合い始めました。

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ひとまず立ち止まりリセットして再出発する

経営者という立場は、時間の拘束がない代わりに、24時間365日、仕事のことが頭から離れません。

どんなに余暇や趣味の時間をとっても、完全には仕事から自由になれない。

事業そのものだけでなく、社員の生活や将来にも責任が伴います。

このプレッシャーの中で、あと何年を過ごすのか――。

一度きりの人生、心身ともに元気なうちに、もっと別の形で「生きる時間」を楽しみたい。そう夫は言いました。

夫より年下の私にはまだ体力も気力もあるし、仕事も好きなので最初はちょっと残念でした。

ただ話し合いの中で「隠居するのではなく、ひとまず立ち止まって、今までの時間割をリセット、再出発する」という案は魅力的だと考えるように。

今よりもっと自由に新しいことにチャレンジできるならと承諾したのです。

経営は順調、収益も安定して成長している会社を閉じると決めるまでには紆余曲折ありました。

古参社員に代表を譲る提案は「いきなり経営は荷が重い」と断られ、外部に委ねる案には社員の反発も強く……。

結果的に「法人を解散する」という決断に至りました。

そこから約半年間は、怒涛の日々。

残りの案件の整理、社員の移籍先との交渉、労務・経理・総務の各種手続き……。

清算に向けてあちこち奔走しながら、夫婦でこんな会話を交わしました。

「今後は、夫婦ふたりでこなせる範囲の個人事業でやっていこう」

「まったく新しいことに挑戦するのもいいかもね」

「やりたくてもできなかったこと、元気なうちに始めよう」

こうして私たちは、「セカンドライフ」という言葉を現実として意識しはじめました。

仕事をリセットするなら、生活も見直そう。

今までのような収入は見込めない。夫より年下のワタシは年金もまだ。

終活の一環の断捨離をすすめて身の回りをもっとシンプルに。

子どもはすでに独立しているから、これからはふたりの老後を考えればいい。

マネープラン表を作成して家計や資産についても話し合いました。

次に考えるべきは「住まい」のことです。

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住まいのダウンサイジングについて考える

今の住まいは、庭付きの一戸建て。夫婦と猫三匹で暮らしています。

けれど、固定資産税・光熱費・屋根や外壁のメンテナンス・水回りの入れ替え・庭木の剪定……。

今後、年齢を重ねるごとにお金も体力も負担になります。

私は以前から「そのうちきっと持て余すだろうな」と、漠然と思っていました。

やっぱりダウンサイジングしてマンションに住み替えようか?

中古のマンションでOK。どうせなら都会に住みたい。

仕事にも便利で、プライベートで出かけるのも億劫にならない場所。

車を手放しても毎日のお出かけに困らない場所。

そう考えていたタイミングで、以前から目をつけていた中津の中古マンションが売りに出されたのです。

これは……もう、チャンスというより「啓示」かもしれない。

仕事も住まいも、心機一転。セカンドライフをはじめるならココだ!

こうして、会社の清算・マンション購入・リフォーム・今の家の売却・そして引っ越しと、またまた怒涛の毎日が始まりました。

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