50代からの終活スタートガイド|【終】の第一歩「資産の管理と整理」まとめ

ここのところ、「終活」について真剣に考えています。
きっかけは、義母の認知症が少しずつ進み、介護施設や相続について調べ始めたことでした。仕組みを詳しく知るうちに、「これは自分たちの老後も今から整えておかないと、家族が大変なことになる」と痛感したのです。
終活って、具体的に何から始めたらいいの? 頭の中を整理するために、まずは「終活の全体像」を書き出してみました。

終活を【終】と【活】に分けて整理する
朝日新聞社のポータルサイト『相続会議』によると、終活は大きく2つの分野に分けられるそうです。
「終」は亡くなったときのための準備、「活」はこれからの人生を自分らしくいきいきと過ごすための活動です。
この考え方に沿って、わが家のやるべきことをリストアップしたところ、全部で10項目になりました。
【終】でやることリスト(残される家族のために)
- 資産の管理と整理(口座、カード、保険など)
- モノの整理と処分(断捨離、デジタルデータの整理など)
- 介護・医療に関する準備(事前指示書、意思表示など)
- 葬儀・お墓・遺言書の準備(相続税対策、意思表示など)
- 人との交流の整理(親戚、友人など)
【活】でやることリスト(自分の人生のために)
- 老後の資金(年金計画、家計の見直し)
- 仕事についての計画(いつまでどのように働くのか)
- 住まいえらびの計画(住み替え、老後施設の下調べ)
- 今後の生活でやっておきたいことの整理
- 健康寿命を延ばす(生活の見直し、改善)
こうして整理してみると、今すぐやるべきことの優先順位が見えてきました。 なかでも、最も手間がかかり、かつ「今」取り組むべきなのが資産の整理です。
【終】の最優先事項:資産の管理と整理
なぜ資産から始めるのか。それは、わが家の財産のほとんどを私しか把握していないからです。
もし私に何かあったら、家族は銀行口座の数すらわからず、途端にパニックになるでしょう。記憶力や判断力が確かなうちに、すべてを「見える化」しておく必要があります。
そこで、資産編の「やることリスト」を作成し、一つずつ実践していきました。
資産の見える化・実践ログ(全6回)
具体的にどう動き、どう一覧表を作ったのか。それぞれの体験談をまとめました。 ※各カードをタップすると詳細記事が読めます。
1. 銀行口座の整理 まずはここから。不要な口座を解約、引落しなどの口座管理をシンプルにしました。
2. クレジットカードの整理 不要なカードを解約、「もしもの時」の自動引落しを止めるためにもリスト作成が大切です。
3. 保険と共済の整理 「いざという時」に必要な保険をスムーズに請求できるよう一覧表を作成しました。
4. 証券口座と金融商品 ネット証券の「ログイン問題」を未然に防ぎ、資産を明確にするリストを作成しました。
5. 不動産の整理 持ち家の現在の資産価値を調べ、将来相続する際にかかる税金まで調べました。
6. 年金受取額の確認 夫婦で年金相談へ。将来の受取額を可視化し、マネープランを作成しました。
資産編を終えて:漠然とした不安が「見通し」に変わった
「終」の作業の中でも、この資産整理が一番大変な作業でした。 しかし、すべてを一覧表(マネープラン表)にまとめたことで、老後生活のイメージが具体的に湧くようになりました。
- 今の生活をどれくらいダウンサイジングすべきか?
- 資産を毎年いくら取り崩していいのか?
これがわかっただけで、心のゆとりが全然違います。
これからは【終】の残りの項目や、これからの人生を豊かにする【活】にも取り掛かっていきます。まずは「事前指示書」や「モノの断捨離」かな……。
終活は、残される家族のためだけでなく、自分が最後まで自分らしく生きるための活動。 少しずつ、楽しみながら進めていきたいと思います。
(50代からの終活|記事まとめ)
▼ 「断捨離」や「人生会議」など、終活の全体像はこちら
















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